アビスの原生生物 〜1層から5層〜
探窟家の皆さんこんにちは!背徳です。
今回は1層から5層までの原生生物たちについて解説していきたいと思います。
深界一層「アビスの淵」
この層は比較的安全なのですが、中には危険な生物も生息しているので注意が必要です。
ツチバシ 危険度:★(軽微)
表層から四層まで広く生息する鳥の一種。嘴と一体となった硬い頭骨が特徴的。翼幅は羽を広げた状態で3m以上もあるが、深い層に行くほど体は小さくなる。光を放つ物を巣に持ち帰る性質がある。肉が美味であり、頭蓋は火打石になったり調理器具にも器にもなったりするので探窟家に重宝されている。
ガンギマス 危険度:不明
アビスの表層から四層まで広く分布する魚。探窟家の飢えを満たす貴重な食材として利用されている。層が深くなるほど体は小さくなるが、味は変わらない。奈落シチューやリコ汁を作るにはこいつがいる。
サカワタリ 危険度:不明
アビス最大の鳥。尻尾の先まで含めると50mはある。巣は七層より深くにあると言われ、表層まで回遊して餌を取る。深層の呪いすら受け付けない脅威の生物。産卵や育児の形態は判明していない。一度の羽ばたきで数百メートルも上昇するすごいやつ。力場をとらえる不可視の翼膜を持っている。この翼はアビスに特化した構造をしているため、一層、オース近辺までしか飛行できない。
ゴコウゲ 危険度:★★(要警戒)
一層に生息する蜘蛛みたいな巨大な虫。10mほどのドーム状の縄張りを持ち、粘着質の触手を張り巡らせて獲物を待ち伏せる。縄張りに侵入してきた者には俊敏な動きで襲いかかるが、縄張りの外には一切興味を持たない。口吻に麻酔性の毒針を持つ。食べれるかどうかは不明。
深界二層「誘いの森」
森林で覆われている層です。ある場所からネズミ返しのようになっており、木々がさかさまに生えている「逆さ森」に入ります。このあたりから生存率はぐっと下がるので十分注意して進み必要があります。
ナキカバネ 危険度:★★★(深刻)
二層に生息する肉食性の怪鳥。羽を広げた状態で翼幅が10mを超える個体もいる大型生物。 コロニーを形成し、群れ全体で子育てをする。高度な声帯模写能力を有し、アビス内の生物や人間の音色を真似ることで獲物を引き寄せ、狩りを行う。捕らえた獲物を引き寄せ、狩りを行う。捕らえた獲物の肉や内臓は、発達した舌ですすり取る。
インビョウ 危険度:不明
二層の逆さ森に生息する長い腕をもつ猿みたいな生物。群れで生息しており、縄張りに入ってきた者に物を投げつけて縄張りから追い出す習性がある。
オットバス 危険度:★★★オットバス
二層の奥地に生息する大型の水生生物。もともとはアビスに生息している生物じゃなかったが、外部から持ち込まれてそのままアビスに奇跡的に根付いた。原生地では水辺の頂点に君臨していたがアビスの凶悪な生物に負けニ層の奥地に追いやられた悲しき生物。原種よりも巨大化しており人間を一飲みできるほどの体格を持っているので注意が必要。そのままでは食用に適さないが、適切に解体処理できれば200人分の美味しい食料になる。ちなみにマルルクちゃんの好物はコブ下の肉。マルルクちゃんと一緒に食べたい。
ロウハナ 危険度:不明(たぶん安全)
二層に生息する虫。綺麗な水を好み、その生態が探窟家の飲み水の指針とされてきた。体の一部が発光するが、その仕組みは解明されていない。
深界三層「大断層」
まっすぐに大きな縦穴が貫く断崖絶壁になっている。ベニクチナワやマドカジャクなどの危険生物の巣になっている。しかし、小さな横穴には比較的おとなしい生物が生息しており、そこを降りていくと四層に比較的安全に降りることができる。
ネリタンタン 危険度:★(安全)
アビス少ないの癒し枠。三層に生息している小型生物。バラコチャの根周辺に住んでいる。外敵から巣を守るときには、体を変形させ、密集体制をとる。バラコチャの実を食べているので肉は美味であらゆる料理に適している。かわいい。
アマカガメ 危険度:不明
三層に生息する生物。バラコチャの根と一体化した捕食口に甘い香りでネリタンタンをおびき寄せ、体内に取り込んだのち、体内で溶かして消火する。植物のように根を張る動物であり自律して動くのは幼体のうちだけ。毒性の甘い香りで餌を寄せる。排泄は根から行い、自らの周りに果実を広く分布させている。独特の生態系を築くバラコチャ内においてアマカガメに天敵はおらず、ネリタンタンはある程度の犠牲と引き換えにこれの周りに強靭な巣を築いている。
マドカジャク 危険度:不明
三層に生息する獰猛な大型生物。大断層における食物連鎖の上位に座し、ネリタンタンなどを獲物とする捕食者。飛行能力を有し、上下左右前後を見渡せる眼で獲物を探す。
ベニクチナワ 危険度:★★★★(致命的)
三層に生息する赤い蛇型の生物。被膜を開いて気流に乗り、浅い層にまで上昇してくることがある。遺物や鉱石を腹に入れたがる性質を持つが、それが嗜好性なのか食性由来なのかは判明していない。その性質のため倒すと一攫千金の可能性がある。腕に自信がある探窟家は討伐してみるのもいいのかもしれない。肉は美味しくない。
深界四層「巨人の盃」
みんな大好き四層です。上昇負荷がかなりきついうえ、タマちゃんが生息しているのでここから生還するのはかなり難しい。この層の端の特に上昇負荷の薄い場所にはナナチハウスがある。ライザが好きなトコシエコウの群生地もこの層に存在している。
タケグマ 危険度:不明
四層に生息する四足獣。ゆっくりとした動きで、性質も非常に温厚。探窟家を襲う危険もない。ミズキノコが背中に寄生しているがタケグマとは共生関係にある。
タマウガチ 危険度:★★★★★(理不尽)
四層のやべーやつ。通称「タマちゃん」。剣山カズラを縄張りにする大型生物で、本来の名は「トガジシ」。攻撃的かつ俊敏な動きと全身をおおう致死性の毒を有した針によって、数多の探窟家の命を奪ってきた。頭部にある5つの穴が力場を読む感覚器官となっており、相手の動きを"先読み"する。逆に言えばそこさえ押さえれば先読みできなくなるので弱い。しかし、そもそも未来予知能力によって行動を先読みされてしまうため感覚器官への接触は基本不可能である。遭遇したら死亡不可避なのだがエンカ回避しようにも剣山カズラ自体が重要な探窟ルートなのでエンカ回避は実質運任せに近い。遭遇しちゃったら諦めてください。
深界五層「亡骸の海」
白笛の世界。ここから帰ってきた者は数えるほどしかいない。基本は白笛しかいけない場所だが許可が下りれば黒笛も出入り可能である。ボ卿の基地がある。
ハマシラマ 危険度:★(軽微)
五層の海に広く生息する(多分)魚。粘液上の内臓を捕食者に吹き付けて生きた盾として使う生態を持つ。キモイ見た目をしているが塩で揉みこむと意外と甘くて美味しい。
カッショウガシラ 危険度:不明
五層の砂漠地帯に住む全長5mもある巨大なサソリ。五層きっての捕食者。一瞬にして肉も骨も溶かす7本の尾が特徴。普段は土中に潜んで近づいてきた獲物に襲い掛かり毒で溶かした肉を食らう。毒性は凄まじく、毒針に刺されれば瞬く間に全身がボコボコと膨らんでドロドロに体が溶けてしまう。巣はゲロを干した焼いたような悪臭がし、遭遇回避の目安になる。あらかじめゲロ狼煙をしてこの臭いを確かめておこう。なお、肉は食用に向かない。
以上、1層から5層までの原生生物でした。クオンガタリは4層に出てくるのですが本来は6層に生息する生物なので紹介しませんでした。
これを参考にしました→http://www.amazon.co.jp/dp/4801921434
YouTubeでも解説しているのでよかったら見ていってくださいm(__)m
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